ご無沙汰しております。
イイネ!、アンケ感想やコメントなども読ませて頂いています。いつもありがとうございます。
さて今回は、かなり熱中しましたADV「レイジングループ」の感想を書きます。ネタバレはなし。考察も少なめです。
Androidアプリ有料版をプレイしました。(無料版は1章と少しくらいしか読めないとのこと)
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舞台は「申奈(しんない)さま」信仰を持つ山村・藤良村、その中でも下部に位置する小規模集落・休水(やすみず)。
申奈さまは御使いであるくも、からす、さる、へび、おおかみを、黄泉人から人々を守らんと遣わされた。
しかしおおかみ様は黄泉人も喰らうが人間も喰らう、怖い守り神さまであったから、人々と他の御使いは結託しておおかみ様を殺したのだった。
それに怒ったおおかみ様は休水に霧が立つ時黄泉返り、人に紛れて人を殺す。
だから霧が立ったら紛れたおおかみ様を探して括る必要がある…。
人狼だ!じゃなくて「おおかみ様」と畏れと信仰という強い思い込みのバイアスを掛けているところがGOOD。
善良な村人たちが人を殺す人狼という化け物になってしまうより、かみさまの遣いとして自分の中の正義のもとに人を殺す。
だから誰を吊るかの話し合いも、信じたくなかったり、本気だったり、日頃の行いであっという間に紛糾する。
誰もお遊びだなんて雰囲気がないのが良かったです。みんな本気で何かを想っている。そういう空気がいいんですよね。
どんどん物語を紐解くうちに、前提そのものの辻褄の合わなさや、不可解な言動や死の理由が分かってきます。
何度も死に戻って(ループして)、アドバンテージを得ながら謎を解き明かした後…アレそんな話だったっけ?!って感じになります。
どうもはっきりしない部分もいくつかのこりました(見落としかも?)が、何よりシステム周りが非常に勝手が良いためループも苦痛になりませんでした。
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ネタバレしないで書くのは難しかった…。