お疲れさまです。
最初に言っておきます。怒られたら、消します。誠心誠意謝って消します。
素敵なお話のファンアートを勝手に描きました。相互リンクありがとうございました記念と、10万ヒットおめでとうございますお祝いも込めました。
私が! 何の断りもなく! 描きました! すみませんでした。
以下は絵を描いていた時の執着ポイントの話を、感想とするにはちょっと気持ち悪い感じの深読みを絡めてお送りしている次第です。
お話のネタバレを一切考慮しておりません。お読みになってからよろしくお願いします。
▲元々女審神者さんのところにいた鶴丸です。
抜け目なくカメラ目線、だけど少し眉が寄っていて切なげな感じ。(どちらかというと私はこちら推しです)
この鶴丸が顕現されてどのくらいなんでしょう。長いことじわじわ想っていたのかなと想像しています。
それこそ桜も西瓜も紅葉も雪も、一緒に見てきたのかもしれません。
狡くて性急な面がクローズされていましたが、ゆっくり絆を深めてきたのは後のもう一振の鶴丸と同じなんですよね…。
近侍として許嫁からの文を読み、返事を書く姿をどんな心地で眺めていたんでしょうか。とても切ない。読んでるこっちが苦しい。
▲視点となっている男審神者さんのところの鶴丸です
ポジション的には恋の勝者です。メインの位置でヒロインも手中に収めているわけです。
読了後の純粋な感想ですが、こっちの鶴丸は結構性格がスッキリしていますよね。私も二振りは似ていないと思います。
女審神者さんを選んで、離さない、番になろうと関係をきっちりして、これで常世は「春」だと締めくくっている訳です。
加えて地獄(死後)も妹背であれるなら、地獄も「春」ということになります。名セリフです。すごい好きです。
留めるに尽きると決心したこの鶴丸は女審神者さんのこと「しか」見ないのではなく、離さないけど目は油断なく前を見据えている感じかなと。
良い旦那様になりそう。頼れそう。すごいイケメンです。
それで、地獄は春なんですよ。何が降るんでしょう。悩みました。ざっと見積もって四、五日悩んだのではないでしょうか。
鶴丸と審神者さんが妹背なんです。恋路に倒れたアイツやアイツがいる「地獄」なんです。
…そういう地獄は案外淡い色の花が咲き乱れていて、金の光が差してるものなのかもしれません。
腕の中には愛しいひと。雪と見紛う花びらがひらひらと降ってくるのを、ただ見つめている。…。
この「地獄」は所謂マジモンの地獄ではなく、心が生み出すものかもしれません。
罪悪感、負い目、そういうものが心にある限り、花が咲いていようとどんなに光が差そうと愛しい人がいようと「地獄」なのではないでしょうか。
最初は雨でも降らそうかと考えていたのですが…。
この2人の恋路そのものだけをみるとハッピーエンドですから、わざわざ雨に打たれる必要はないわけです。
ライスシャワーです。カーテンコールです。もしかしたら地獄で二人も、呆れながら祝福してくれるのかもしれません。
前回の日記の話題
>>この絵というかあの方の世界観のイメージが凄く荘野ジュリ曲が似合う感じでして、これが書き終わるまでは荘野ジュリメドレーにするつもりです。
>>明るいのに暗いというか…。
>>打ちっぱなしの壁に日光が当たったような、薄く曇った午前中とか、綺麗に洗ったジャム瓶に小奇麗で瀟洒な花を挿しているような…。
>>いつもいつも分かりにくい比喩ばかりで申し訳ない。素っ気なくて暗鬱で、清潔で身近な感じです。凄い好きなんですよ!こういう感じが!
そうです、この方の話は凄い荘野ジュリだと思っています。歌詞ではなく、音が。
ここまでの話、御本人に言ったことがないので…。どれもこれも怒られたら消します。すみません。