お疲れ様です。覚書メモ感想です。感想記事は、しばらく後に自分で読み返すのが好きだったりします。
引き続き肝心な部分は伏せますが、察しの良い方にはネタバレになる可能性があります。ご注意ください。
銀の欠片と柘榴の実
悪魔に含まされしは柘榴の実
攻略対象一人、ルート分岐も分かりやすいです。でもどれもこれも好きなバッドエンドを選んでね状態。エンディングに行く前の方が糖度が高いってどういうことなんでしょう(そういうゲームです)
周回前提のルートや、展開によってウィンドウが変化したりなど、細かいギミックがいい感じです。
「現実と向き合う/向き合わない」×「ユリウスが好き/嫌い」の四種類の組み合わせでエンディングに至るうち、個人的には「現実には向き合わないけどユリウスが好き」ルートが何となく好きです。未来はないけど…。
魔女も歩けば悪魔にあたるEX
やりこみ要素が多い…!!
一週目で普通にアヴェリーを攻略してしまい、どうやったら他キャラに行けるのか地味に悩みました。
好きなEDは「おかしな関係」です。私は一番ネッカーが好きなのですが、主人公とアヴェリーのコンビ?カップル?は解消されてほしくないので…。ネッカールートで、ネッカーが誤解に気付いてもまだ主人公と一緒にい続けてくれることや、後日談の無意識カップルっぽさが凄くいい!だからこそ、この安定した関係にアヴェリーを入れたくなるんですね…。エンドカードが凄いいい。自分に嵌った首輪に気付かず生きる主人公と、首輪を掛けたヒロインに掛かる首輪に気付いていながら何もしないネッカー、リードを持った手を後ろに隠しても笑っていないアヴェリー。三角関係ものはあまり好みではないんですが、この微妙な関係はいいなと思います。
二週目アヴェリールート「素敵な泥沼生活」も、一週目であっさり結ばれるより悪魔っぽくていいんじゃないでしょうか。
架谷野家の薔薇薔薇
辛うじてギリギリ乙女ゲームの枠に入っている気がします。血みどろの愛もいい…のかも知れない。基本的に家族愛の話です。
最初に辿り着いたのは「GENOCIDE」エンドでした。ファンタジーなふりして物凄くシビアというか、哀しいほど現実。
アガタ兄さんと恋愛的にアウトな何かがあったみたいな台詞が散見されたので、攻略出来なくてちょっと残念。(いや実はキススチルありますがどうあがいてもローズのルートですし…唯一のキスシーンなのに…作者の趣味?)。実際恋愛的な意味では何もなかったようですが、正気を失ったときキスしたいって思うなら、やっぱり秘めるところはあったり…なかったりしたんでしょうか。
逃げとはいえ、幸せになれるのはローズとの逃亡ルートですが、何となく幸せっぽく見えるのはルルエンドかもしれません。見てみぬふりが上手な主人公と、薄氷の上を渡るルル。家は…売れないでしょうね。
sai愛+愛
愛と呼べるものは、既に失われていた。愛しい貴方――
ヤンデレゲーということでプレイ。ヤンデレというか病んでます。妄想癖も通り越して精神患ってる。あと外道。
R18ですが、エロというより凌辱ゲーをプレイした後の苦さが…。
主人公がとにかく弱い。惰弱設定に恥じないし、特に成長などもせず。でも話聞かない・自分を信用しない・でも束縛と暴力はあるトンデモ彼氏と一緒だといろいろ摩耗しちゃうでしょうし、そんなものなのかも。唯一礼史のために勇気を振り絞ったルートでも最終的には可哀想なことになっていますし、何かもうそういう星の元生まれているのかもと思ってプレイするとそれほど気になりませんでした。糖度はもうほぼないです。
他ブログなどでお薦めされているのを気になったものからプレイしているのですが、そろそろオーソドックスで糖分多めのものをやりたくなってきました。お薦めあれば是非教えてください。